気になるニュース | 斉藤慎二がYouTube開設!「今の心境」を語る動画と始めた理由が話題に

斉藤慎二さんがYouTubeを開設し、動画の説明欄で、誰かを楽しませたいという思いと今できるお笑いに取り組む意向を示しました。

そこで本記事では、今回のチャンネル開設を入り口に、以下の4つの構成でニュースと知ると面白い豆知識をお届けします。

  1. 斉藤慎二さんのYouTube開設のニュース紹介。
  2. 「ニュースの言葉と拡散」に関する2つの豆知識。
  3. Xのコメントまとめ。
  4. 筆者の感想。

今回の発表に注目しながら、ニュースの言葉や広まり方にまつわる豆知識も知っていただき、本人の発信をどう受け止めるかを改めて考えるきっかけになれば幸いです。

それでは早速、斉藤慎二さんのYouTube開設のニュースから見ていきましょう。

斉藤慎二さんのYouTube開設のニュース情報

今回の斉藤慎二さんによる開設のお知らせを紹介します。

今回の斉藤さんの発信をきっかけに、ニュースの言葉が気持ちを動かす仕組みと、情報が広まる背景にまつわる2つの豆知識をご紹介します。

なぜ「悪いニュース」ばかりクリックしてしまうのか?私たちが「ネガティブ」に惹かれる本当の理由

なぜ私たちは、ポジティブなニュースよりもネガティブなニュースに惹かれてしまうのでしょうか。

2023年、科学誌『Nature Human Behaviour』に掲載された研究が、見出しの言葉とクリック率の関係を調べました。※1

研究チームは約10万5000種類の見出し、3億7000万回以上の表示と約570万回のクリックを分析しました。※1

ネガティブな単語1つで、クリック率が2.3%も上がる

研究者たちは、アメリカのニュースサイト「Upworthy」で実施された見出しの比較実験を解析しました。※1

平均的な長さの見出しでは、否定的な単語が1つ増えると、クリック率が相対的に2.3%増えると推定されました。※1

肯定的な単語には、反対にクリック率を下げる傾向が見られました。※1

同じ記事でも、見出しの言葉によって読まれやすさが変わりうるという結果です。※1

なぜ私たちの脳は「悪いニュース」に反応するのか

危険に関する情報に注意を向ける傾向は、否定的情報への偏りを考える一つの手がかりです。

こうした傾向は「ネガティビティ・バイアス」と呼ばれます。※1

脅威を見逃さないことの重要性などが、その背景として議論されています。※1

ただし、この研究は脳を直接測った実験ではなく、進化上の理由を確定したものでもありません。

メディア業界が「悪いニュース」を流し続ける理由

論文は、オンラインでニュースを得る人が多い一方、読者の注意には限りがあると説明しています。※1

論文が背景として挙げる米国の利用状況は、過去の調査に基づく数字です。

限られた注意を集めようとする競争は、見出しの選び方を考える際に欠かせない視点です。

刺激的な言葉が目に留まるときこそ、記事が実際に伝えていることまで確かめたいですね。

否定的な見出しに引きつけられる傾向は、個人の性格だけで説明できるものではありません。

一方で、全ての人や全てのニュースに同じ効果が出ると決まったわけでもありません。

言葉に注意が引かれたことを自覚すると、落ち着いて情報を選ぶきっかけになります。

「怒り」は伝染する!?なぜ「怒り」のニュースだけが爆発的に広がるのか

2024年10月、スタンフォード大学の研究者らが、ニュース投稿の感情と拡散の関係を報告しました。※2

2011~2020年の米国182のニュース源による約3000万件の投稿を分析しています。※2

興奮度の高い否定的な内容と再投稿の多さとの関係が、重要な結果として示されました。※2

ニュース源は「ネガティブ偏重」、個人ユーザーは「ポジティブ偏重」

研究対象には、政治的に左から右までさまざまな傾向のニュース源が含まれています。※3

大学の紹介記事では、ニュース源には否定的な内容が多かったと説明されています。※2

個人ユーザーの肯定的な投稿傾向との違いも、背景として紹介されています。※2

ただし、今回の分析対象はニュース源であり、全ての一般ユーザーを同じ方法で比較した結果ではありません。

感情の種類によって拡散速度が変わる

研究チームは、文章の感情を肯定・否定だけでなく、覚醒度の高低からも分類しました。※3

怒りや恐怖などと関係する高覚醒の否定的内容は、偏りの強いニュース源で再投稿されやすい傾向がありました。※3

見出しの「怒りだけ」は言い切りで、研究は怒り以外の感情も扱っています。

また、再投稿のされやすさは、個々の投稿が拡散する速さそのものとは区別する必要があります。

政治的立場に関わらず、ネガティビティが勝つ

左派・右派のどちらでも、偏りが強いニュース源ほど高覚醒の否定的内容が多い傾向がありました。※3

その内容と拡散の関係は、政治的な立場の片側だけに限られていませんでした。※3

ただし、米国のニュース投稿を調べた結果を、そのまま全ての国や芸能ニュースへ一般化することはできません。

否定的な情報が目立つことと、それが世の中全体の意見であることは別です。

投稿の背景や情報源を確かめる習慣が、自分の目に入る情報の偏りを見直す助けになります。

Xのコメントまとめ

それでは、今回の告知に届いた応援の返信3件と、本人の写真を添えた来店・交流の関連投稿2件をご紹介します。

写真付き投稿は開設前のもので、今回の動画への返信とは時期が異なります。

筆者のコメント

今回の告知で私が気になったのは、YouTubeを始めたという知らせの先に、誰かを楽しませたいという思いが示されていたことです。

Xの文章だけを見ると短い開設のお知らせですが、動画の説明欄まで読むと、さまざまな声を受け止めたうえで発信しようとする姿勢が書かれています。

私は、こうしたときこそ本人が実際に出した言葉から考えたいと思いました。

注目される人のニュースは、過去の印象や強い見出しと結びつき、読む前から受け止め方が決まってしまいがちです。

それでも、今回伝えられたことを一つずつ確かめる時間は大切にしたいです。

チャンネルができたことと、その後にどんな活動を続けるかは、それぞれ見ていく必要があります。

最初の動画への反応だけで、これからの全てが決まったように語るのは早い気がします。

今回、応援の返信を読んでいて印象に残ったのは、以前のお笑いを覚えている人や、これからを見届けたいと書く人がいることでした。

人を笑わせた記憶は、受け取った側の生活の中に残るものなのだと感じます。

もちろん、その記憶があるからといって、全ての人が同じ気持ちになるわけではありません。

見るかどうかも、応援するかどうかも、それぞれが自分で決めてよいことだと思います。

私が大切にしたいのは、意見の違う人まで攻撃せず、自分の受け止め方を自分の言葉で表すことです。

応援する人が、別の誰かを傷つける必要はありません。

励ましたいなら、これから楽しみにしていることを伝えるだけでも、その気持ちは十分に表せます。

動画という場では、短い告知より長い時間をかけて、人柄や考え方が伝わっていくこともあるでしょう。

一方で、切り抜かれた場面だけが広まれば、別の印象が生まれることもあります。

読む側としては、タイトルや数秒の映像だけで理解したつもりにならず、元の発信へ戻る習慣を持ちたいです。

また、再生数や返信の数は目を引きますが、その大きさと信頼の積み重ねは同じものではないと感じます。

今後どんな内容を届け、見ている人とどう向き合っていくのかに、私は目を向けたいです。

今回の開設は、その歩みを本人の発信から確かめる機会になったのではないでしょうか。

誰かの挑戦を見守るとき、自分の言葉も相手へ届くということを忘れずにいたいです。

斉藤さんが説明欄に記した思いが、これからどのような動画として形になるのかを、落ち着いて見ていきたいと思いました。

引用文献

  1. ※1 Robertsonほか(2023)『Negativity drives online news consumption』。
    https://www.nature.com/articles/s41562-023-01538-4
  2. ※2 Stanford HAI(2024)『The Data Behind Your Doom Scroll: How Negative News Takes Over Your Feed』。
    https://hai.stanford.edu/news/the-data-behind-your-doom-scroll-how-negative-news-takes-over-your-feed
  3. ※3 Knutson・Hsu・Ko・Tsai(2024)『News source bias and sentiment on social media』。
    https://journals.plos.org/plosone/article?id=10.1371/journal.pone.0305148

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