気になるニュース | 髙橋海人、初主演で「踊れない元ダンサー」に…『プリズム』の役柄が気になる人必見

髙橋海人さんが映画初主演作『プリズム』で、心に傷を負い踊れなくなった元ダンサーの沖田律を演じます。

そこで本記事では、今回の初主演発表を入り口に、以下の4つの構成で気になる情報や役立つ豆知識などをお届けします。

  1. 髙橋海人さんの映画初主演と『プリズム』公開決定のニュース紹介。
  2. 「映画の記憶と作品への好意」に関する2つの豆知識。
    • 記憶は「最高の瞬間」と「終わり方」で決まる!?映画全体の85%は忘れられる衝撃の事実がやばすぎる!
    • ポスターを⚪︎回見ただけで観たくなる!?脳が勝手に好きになる心理トリックがやばすぎる!
  3. Xのコメントまとめ。
  4. 筆者の感想。

今回の映画の知らせに注目しながら、記憶や作品に惹かれる気持ちにまつわる豆知識も身につけていただき、映画を待つ時間と観終わった後の余韻を改めて楽しむきっかけになれば幸いです。

それでは早速、髙橋海人さんの映画初主演のニュースから見ていきましょう。

髙橋海人さんの映画初主演と『プリズム』公開決定のニュース情報

今回の髙橋海人さんの初主演映画について、公式のお知らせを紹介します。

髙橋さんの初主演映画の発表をきっかけに、作品を観た後の記憶と公開前に惹かれる気持ちにまつわる2つの豆知識をご紹介します。

記憶は「最高の瞬間」と「終わり方」で決まる!?
映画全体の85%は忘れられる衝撃の事実がやばすぎる!

あなたが映画を観終わった後、「良い映画だった」と評価する基準は何でしょうか。

実は、私たちの記憶は映画の全体を公平に評価しているわけではありません。

2022年のメタ分析では、経験の最も感情が強い瞬間と終わり方が、振り返った評価と関連することが示されました。※1

これは「ピークエンドルール」と呼ばれる考え方です。※1

見出しの「85%」は、この研究が示した映画の忘却率ではなく、中盤の85%を忘れるという数値的な結論は確認できません。

メタ分析が示した、174の効果量でみる評価の偏り

2022年にOrganizational Behavior and Human Decision Processes誌に発表されたメタ分析は、先行研究の174の効果量を分析しました。※1

その結果、ピークとエンドの指標は、経験全体の平均的な評価と同程度に、事後の総合評価と関連していました。※1

映画に置き換えると、印象の強い場面やラストの余韻が、作品を振り返る際の手がかりになりうると考えられます。

ただし、最も記憶するのが「ラスト5分だけ」と決まったわけではありません。

評価の偏りについての研究と、細かな場面をどれだけ覚えているかという記憶テストは、分けて理解する必要があります。

この分析ではさまざまな条件が検討されましたが、すべての映画や観客が同じ反応をするという意味ではありません。※1

持続時間の無視─長さだけでは評価を説明しきれない

ピークエンドルールと関連して、「持続時間の無視」と呼ばれる現象も検討されています。※1

分析では、経験の長さと事後評価との関連は、ピークや終わり方に比べて小さい結果でした。※1

長い経験だから高く評価するとは限らず、どのような瞬間を経験したかにも目を向ける考え方です。

ただし、上映時間が映画の評価に一切影響しないと断言することはできません。

90分と150分の映画を比べて、長さより結末だけで評価が決まると直接示した実験でもありません。

映画を作る側にも観る側にも、時間の長短だけで満足度を考えない視点が参考になりそうです。

メンタルヘルスへの応用─振り返り方を理解する重要性

2024年には、ピークエンドルールをメンタルヘルスの文脈で検討するレビューも発表されました。※2

この分野では研究がまだ十分でないことも指摘され、振り返りによる評価や測定への影響が論じられています。※2

例えば、1週間を思い出すときに、特に嫌だった出来事や週末の気分が強く浮かぶことはないでしょうか。

これは考え方を説明するための例で、PTSDや不安症の人が必ず同じ記憶の偏りを示すという結論ではありません。

振り返りの印象だけでなく、その時々の記録も見直すと、経験の別の側面に気づくきっかけになりそうです。

ピークエンドルールは、経験したことと振り返った評価が、必ずしも一致しない可能性を考える手がかりです。

映画では、心を動かされた場面やラストの余韻を味わいながら、途中の小さな演出にも目を向けてみたいですね。

映画館を出る瞬間の気分も評価の一部ですが、それだけで作品の価値のほぼ全てが決まるわけではありません。

ポスターを⚪︎回見ただけで観たくなる!?
脳が勝手に好きになる心理トリックがやばすぎる!

なぜ映画のポスターを何度も見ているうちに、「なんとなく観たくなる」のでしょうか。

手がかりの一つは、心理学者ロバート・ザイアンスの研究で知られる「単純接触効果」です。※3

同じ刺激に繰り返し接することで、好意的な評価が高まる場合があるという現象です。※3

ただし、見出しの「⚪︎回」に入る、誰にでも共通する回数が決まっているわけではありません。

ザイアンスの実験─意味を知らない刺激への評価

ザイアンスの古典的研究では、見慣れない文字などへの接触回数と、好意的な評価との関係が調べられました。※3

繰り返し提示された刺激が、より好意的に受け止められる結果が報告されています。※3

言葉の詳しい意味を知らなくても、見慣れることが印象に関係する場合がある点が興味深いところです。

いつも見かける映画のポスターが気になり始める経験も、この考え方と結びつけて考えられます。

ただし、観たい理由には出演者、物語、映像の好みなど、ほかの要因も関わります。

ポスターを見るたびに必ず好意が増えたり、意識的な判断が不要になったりするわけではありません。

接触回数による違い─最初の3回と一律には決まらない

2017年のメタ分析は、81本の論文から得られた268の曲線推定値を用いて、反復接触と評価の関係を検討しました。※4

全体として、接触に伴って好意が高まり、その後は低下しうる、逆U字型と整合する結果が示されました。※4

一方で、刺激の種類や提示条件によって、評価の変化の仕方は異なります。

そのため、「1回目から2回目でこの程度上がる」といった共通の増え方を決めることはできません。

映画の宣伝でも、「最初の3回だけが極めて重要」という数値的な法則には置き換えられません。

何回見せるかに加えて、どんな映像や情報が、その人にとって興味深いかも考えたいところです。

過剰露出の逆効果─繰り返せばよいとは限らない

単純接触効果を考えるときは、繰り返しが多すぎる場合にも目を向ける必要があります。※4

見慣れることで好意が高まっても、その後に飽きや負担感が生まれる可能性があります。

例えば、同じ予告編が何度も続き、「少し別の情報も見たい」と感じることはありそうですね。

これは日常の例であり、1日10回で必ず逆効果になるという実験結果ではありません。

また、最適な回数を一般に5〜10回と決めるだけの根拠も、ここで引用した研究からは示せません。

単純接触効果は、見慣れることと好意の関係を考えるための心理学の手がかりです。

ポスターや予告編が繰り返し目に入るとき、自分の気持ちがどう変わるか観察してみるのも面白そうです。

「なんとなく観たい」という感覚を楽しみつつ、自分が作品のどこに惹かれたのかも大切にしたいですね。

Xのコメントまとめ

筆者のコメント

髙橋海人さんの映画初主演という知らせを読んで、私が最も気になったのは「踊れなくなった元ダンサー」という役柄でした。

ダンスを得意とする人が、踊ることから遠ざかった人物をどう演じるのかという点に、作品を観る楽しみがあると感じます。

華やかに踊る姿への期待と、踊れない時間をどう表現するのかという興味が、同時に生まれる設定ですね。

公式の短い紹介だけでも、沖田律という人物の過去や、今の気持ちを知りたくなりました。

ただ、まだ物語を観ていない段階なので、どんな傷を負い、どんな結末を迎えるのかを決めつけずに待ちたいです。

踊れない理由を単なる障害として扱うのか、それとも生活や人との関係まで含めて描くのかで、作品の印象は大きく変わりそうです。

私は、鮮やかなダンス場面だけでなく、何も言わずに立っている時間や、誰かの言葉を聞く表情にも注目したいと思いました。

大切なものに向き合えなくなった人物には、動かない場面にも伝わるものがあるのではないでしょうか。

普段から応援している方にとっては、映画初主演という節目そのものが、特別な出来事だと思います。

返信にはお祝いと公開を楽しみにする言葉が並び、知らせを受け取った喜びが伝わってきました。

こうした反応を読むと、出演者の新しい挑戦が、観る側の日常にも楽しみを増やすのだと感じます。

来年3月の予定を意識したり、一緒に観たい人を思い浮かべたりする時間も、映画の魅力の一部なのでしょう。

一方で、初主演という言葉だけで完成した作品を評価してしまうのは、少しもったいない気もします。

肩書の新しさをきっかけに興味を持ち、その先で一人の登場人物として律を見られたら、もっと深く楽しめそうです。

特報や今後の告知から少しずつ情報が届くたびに、最初に受けた印象も変わっていくかもしれません。

その変化を楽しみながら、公開前に物語の答えを知りすぎない余白も残しておきたいですね。

映画を観終わったときに、自分はどの場面を最初に思い出すのかということにも興味があります。

大きく感情が動く場面かもしれませんし、途中の何気ないやり取りが、意外に長く残るかもしれません。

今はまだ、そのどちらも分からないことが、公開を待つ楽しさにつながっています。

2027年3月5日には、発表を読んだ日の期待を持って、スクリーンの中の律に会いに行きたくなりました。

髙橋さんがこの役でどんな新しい表情を見せるのか、続報とともに楽しみにしたいと思います。

引用文献

  1. ※1 Alaybekほか(2022)「All’s well that ends (and peaks) well? A meta-analysis of the peak-end rule and duration neglect」。
    https://www.sciencedirect.com/science/article/pii/S0749597822000334
  2. ※2 Horwitzほか(2024)「A review of the peak-end rule in mental health contexts」。
    https://www.sciencedirect.com/science/article/abs/pii/S2352250X24000587
  3. ※3 Zajonc(1968)「Attitudinal effects of mere exposure」。
    https://doi.org/10.1037/h0025848
  4. ※4 Montoyaほか(2017)「A re-examination of the mere exposure effect: The influence of repeated exposure on recognition, familiarity, and liking」。
    https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/28263645/

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