
無印良品週間が10月23日から始まり、メンバー向け10%オフの知らせに「待ってました」と反応が寄せられています。
そこで本記事では、無印良品週間の開催告知を入り口に、以下の4つの構成で気になる情報や役立つ豆知識などをお届けします。
- 無印良品週間の開催日程と割引条件のニュース紹介。
- 「買う時間帯と買い物の優先順位」に関する2つの豆知識。
朝と夜で変わる購買判断:自制心の「満タン→空っぽ」サイクルが生む消費行動の裏側
日本人は⚪︎⚪︎⚪︎で買い物を決める!?:物価高が変えた買い物の新ルール
- Xのコメントまとめ。
- 筆者の感想。
今回のニュースに注目しながら、買う時間帯や支出の優先順位にまつわる豆知識も知っていただき、セールで必要なものを納得して選ぶ方法を考えるきっかけになれば幸いです。
それでは早速、無印良品週間の開催ニュースから見ていきましょう。
無印良品週間、10月23日開始のニュース情報
今回の無印良品週間に関する公式のお知らせをまとめました👇。
無印良品の公式案内では、2026年10月23日(金)から11月3日(火)まで、無印良品メンバー向けに10%オフの無印良品週間を開催します。
店舗はMUJI アプリの提示が必要で、ネットストアは11月4日(水)午前10時までとなり、一部の店舗・商品は対象外です。
海外のMUJI アプリ・MUJI Card利用者は対象外で、10月19日から11月11日まで、一部商品を除きネットストアの店舗受け取りと店舗での取り寄せを停止する案内も出ています。
今回の無印良品週間の発表をきっかけに、セールで商品を選ぶ時間帯や支出の優先順位について、知っておきたい2つの豆知識をご紹介します。
朝と夜で変わる購買判断:自制心の「満タン→空っぽ」サイクルが生む消費行動の裏側
なぜ朝にはサラダを選んだ人が、夜にはポテトチップスを買いたくなるのでしょうか。
2022年に発表された消費者行動研究では、時間帯と健康的・非健康的な商品の購買との関係が検討されています。※1
販売データと実験を組み合わせ、買い物の判断が時間帯によってどう変わるかを調べた研究です。※1
朝の「自制心ピーク」が生む合理的購買判断
研究では、夕方に非健康的な商品を買いやすい傾向が、販売データの分析で示されました。※1
その背景の説明として、自制心の変化が検討されていますが、朝のホルモン分泌が購買を決めると証明したわけではありません。
朝なら誰でも価格比較や成分表示の確認を丁寧に行う、とまではいえません。
視線追跡実験では、自制心が低い条件で非健康的な商品に注意が向きやすくなる仕組みが検討されています。※1
夜になると現れる「衝動買いモード」の正体
夕方の非健康的な商品の購入傾向は、時間帯と商品選択の関係を考える手がかりになります。※1
ただし、自制心を使うと一定のエネルギーが必ず枯渇するという説明には、再現性をめぐる議論があります。※2
実験では、夜の購入・消費意向に自制心の低下が関わる可能性が示されました。※1
この結果から、夜は必ず「今だけ」の宣伝に弱くなると、あらゆる商品の購買へ広げることはできません。
購買データが明かす「24時間消費サイクル」
POSとは、販売された商品や時刻などを記録する販売時点管理の仕組みです。
こうしたデータで時間帯別の傾向を調べても、すべての人が同じ選択をするという意味にはなりません。
朝6時から10時や夜8時以降という特定の境目を、この研究の一般的なルールとして扱うことは避けたいです。
年齢、仕事、食事の予定などが違えば買い物の条件も違うため、誰にでも当てはまる法則と決めつけないことが大切です。
購買判断を振り返る際には、時間帯だけでなく空腹や疲れ、買う目的も一緒に考えるとよさそうです。
健康的な買い物をしたいときは、行く時間だけに頼らず、買うものを先に決めるなど自分に合った工夫を考えてみてください。
日本人は⚪︎⚪︎⚪︎で買い物を決める!?
:物価高が変えた買い物の新ルール
物価高の中で、消費者が何を優先して買うのかを調べた調査があります。
デロイト トーマツの2025年度調査は、全国20~79歳の男女5,000人を対象としたWEBアンケートです。※3
食料品の支出が増えた人のうち67.4%が、その理由に物価高を挙げました。※3
「メリハリ消費」が新しいスタンダードに
同社の2026年度調査でも、変化した価値観として節約と贅沢のメリハリを挙げる回答が最多でした。※4
これは、何もかも安く済ませるというより、支出する分野を選ぶ姿勢として理解できます。
日常の必需品を見直しつつ、自分が価値を感じる体験や品物へ予算を回すという考え方です。
ただし、日本人全員に完全に定着したと断定するものではなく、調査対象の回答傾向として読む必要があります。
配送料が購買決定の重要ファクターに急浮上
2025年度調査では、配送サービス利用時に重視する項目として57.5%が配送料を挙げました。※3
生活必需品や衣料品では送料無料でなければ購入しない人が約半数いる一方、条件付きで送料を許容する人もいます。※3
ネットでの買い物では、割引後の商品価格と送料を合わせた総額を見ることが大切です。
受け取り方や届く日も含めて、自分の予定に合うか確かめて選びたいところです。
サステナビリティへの関心は「価格の壁」に阻まれる
2025年度調査では、サステナビリティへの興味・関心がある人は約38%でした。※3
環境などを考慮した商品を選ばない理由として、価格の高さが障壁になっていることが示されています。※3
その一方で、環境への配慮と買いやすさの両方を求めたいと感じることも自然です。
価格だけでなく、使い切れる量や長く使えるかを含めて考えると、自分に合った選択をしやすくなります。
調査からは、物価高の中で必要な支出を見極めようとする姿勢がうかがえます。
セールでも、安くなった金額と自分に必要な価値の両方を確かめることが、納得できる買い物につながりそうです。
Xのコメントまとめ
それでは、無印良品週間のニュースについて、Xで寄せられたコメントをまとめましたので、紹介していきます。
筆者のコメント
無印良品の「お待たせしました。」という短い言葉に、毎回この時期を楽しみにしている人との距離の近さを感じました。
詳しい説明を読まなくても、待っていた知らせだと受け止める人がいることに、この企画が暮らしの予定に組み込まれている様子が表れていると思います。
私が今回の発表で気になったのは、値引きの数字だけでなく、普段使うものを見直すきっかけになる点です。
洗顔料やカレー、収納用品など、寄せられた反応には具体的に買いたいものが挙がっていました。
お得な期間だから何かを探す人もいれば、必要なものの購入をこの機会まで待っていた人もいるのでしょう。
同じ十%オフでも、前から必要だったものを買う場合と、その場で思いついて買う場合では、満足の仕方が違いそうです。
だからこそ、始まる前の数日間を使って、家にあるものや残りの量を確認しておきたいと思いました。
買い置きがあるのに同じ品を増やしてしまうと、値段は下がっていても収納場所や使い切るまでの時間が気になります。
反対に、いつも使う品の残りが少なければ、無理のない量を選んで買える良い機会になります。
冬に向けて使いたいものがある人には、今の暮らしを思い浮かべながら準備する楽しさもありそうです。
ただ、今回の案内はメンバー向けで、一部に対象外の商品や店舗もあるため、その条件を見落とさないようにしたいです。
店頭でアプリを出せるか、ネットで買うなら送料を含めていくらになるかまで、事前に確認しておけば落ち着いて選べると思います。
店舗受け取りや取り寄せに関する停止の案内も、いつもの買い方を予定している人ほど目を通しておきたい部分です。
十%という数字は分かりやすい一方、それだけで買い物全体の便利さまで決まるわけではありません。
どこで買って、どう持ち帰り、いつから使うかを想像すると、自分に合う選択が見えやすくなる気がします。
また、SNSで他の人の買いたい品を知る時間にも、買い物ならではの楽しさがあります。
自分では見ていなかった売り場へ目を向けるきっかけになりますし、長く愛用している人の言葉には興味を引かれます。
その楽しさを大切にしながら、自分の生活で使う場面まで考えてから選びたいです。
待っていたセールを、買った直後だけでなく、使い始めてからも良かったと思える機会にできたらうれしいです。
引用文献
- ※1 Yangほか(2022)「Time-of-day effects on (un)healthy product purchases: Insights from diverse consumer behavior data」
https://www.sciencedirect.com/science/article/abs/pii/S0148296322006695 - ※2 Haggerほか(2016)「A Multilab Preregistered Replication of the Ego-Depletion Effect」
https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/27474142/ - ※3 デロイト トーマツ(2025)「2025年度 国内消費者意識・購買行動調査」発表
https://www.deloitte.com/jp/ja/about/press-room/nr20250730-2.html - ※4 デロイト トーマツ(2026)「2026年度 国内消費者意識・購買行動調査」
https://www.deloitte.com/jp/ja/Industries/consumer/research/consumer-behavior-survey.html





















