気になるニュース | 堀大輔「離婚していた」本人が家族との関係について発信

堀大輔さんについて「離婚していた」と紹介するX投稿が注目され、本人が公開した家族との関係についての発信にも関心が集まっています。

そこで本記事では、今回の投稿を入り口に、以下の4つの構成で気になる情報や役立つ豆知識などをお届けします。

  1. 堀大輔さんの家族関係を取り上げた投稿と本人発信の紹介。
  2. 「ニュースに惹かれる心理と拡散」に関する2つの豆知識。
    • なぜ「悪いニュース」ばかりクリックしてしまうのか?私たちが「ネガティブ」に惹かれる本当の理由。
    • 「怒り」は伝染する!?なぜ感情的なニュースが広がりやすいのか。
  3. Xのコメントまとめ。
  4. 筆者の感想。

今回のニュースに注目しながら、情報への反応や拡散にまつわる豆知識も身につけていただき、SNSの話題との向き合い方について改めて考えるきっかけになれば幸いです。

それでは早速、堀大輔さんについての投稿から見ていきましょう。

堀大輔さんの家族関係を巡るニュース情報

今回の堀大輔さんの家族関係を取り上げた投稿をご紹介します👇。

参考投稿では「離婚していた」と紹介されていますが、本人のX投稿は家族との関係について説明する動画を案内したもので、離婚理由や時期をこの投稿だけから判断することはできません。

今回の投稿をきっかけに、気になるニュースについ反応してしまう心理とSNSでの拡散にまつわる、2つの豆知識をご紹介します。

なぜ「悪いニュース」ばかりクリックしてしまうのか?
私たちが「ネガティブ」に惹かれる本当の理由

なぜ私たちは、明るい話題よりも気になる問題や否定的なニュースに目を向けてしまうのでしょうか。

2023年に『Nature Human Behaviour』に掲載された研究は、ニュース見出しの言葉とクリックされやすさの関係を調べました。※1。

対象となったデータには約10万5,000種類の見出し、3億7,000万回以上の表示、約570万回のクリックが含まれていました。※1。

「たくさん読まれている」という印象を、実際のデータから確かめた研究です。

ネガティブな単語1つで、クリック率が2.3%上昇。

研究者たちは、米国のニュースサイト「Upworthy」で行われた見出しの比較実験を分析しました。※1。

平均的な長さの見出しでは、ネガティブな単語が1つ増えることに対応して、クリック率が相対的に2.3%上昇するという推定結果が得られました。※1。

これはクリック率が「2.3ポイント上がる」という意味ではありません。

一方、ポジティブな単語が1つ増える場合には、クリック率が相対的に1.0%低下するという結果でした。※1。

同じニュースでも、見出しの表現が読者の反応に関わることが示されています。※1。

なぜ「悪いニュース」に注意が向くのでしょうか。

否定的な情報に注意を向けたり、重く受け止めたりする傾向は、ネガティビティ・バイアスと呼ばれます。※1。

論文では、危険や損失につながる情報を把握することの重要性が、その背景の一つとして議論されています。※1。

ただし、この見出しの実験が人間の進化の過程や、読者の脳内反応を直接調べたわけではありません。

「悪い話題が気になる」という傾向と、その原因についての説明は分けて捉える必要があります。

メディアが読者の注意を奪い合う理由。

オンラインでは、読者の限られた時間を多くの記事が取り合っています。

そのため、クリックされやすい言葉が見出しに選ばれる可能性があります。

今回の研究は、否定的な表現が注目を集める仕組みを考える手がかりになります。※1。

ただし、米国の特定サイトで得られた結果が、日本語のニュースや全ての読者に同じ割合で当てはまるとは限りません。

気になる見出しに目が止まったときは、本文で確認できる事実にも目を向けてみてください。

言葉の強さと情報の確かさを分けて読むことが、落ち着いてニュースを受け止める助けになります。

「怒り」は伝染する!?
なぜ感情的なニュースが広がりやすいのか

SNSでは、穏やかな説明よりも感情の強い投稿が目に入ることがあります。

2024年の研究は、米国の182のニュース源が2011〜2020年に投稿した約3,000万件のデータを分析しました。※2。

スタンフォード大学も、この研究をニュースの拡散と感情の関係を考える成果として紹介しています。※3。

ニュース源と個人ユーザーでは、投稿の傾向が異なります。

大学の解説によると、分析対象のニュース源は、全体としてポジティブな内容の約2倍のネガティブな内容を投稿していました。※3。

一方、個人ユーザーについては、ネガティブな内容よりポジティブな内容を投稿しやすい傾向が紹介されています。※3。

ニュースを発信するアカウントと個人の日常投稿では、扱う内容や感情の傾向が異なるのです。

ただし、この比較から全ての報道機関が意図的に不安をあおっていると判断することはできません。

感情の種類によって、拡散との関係が変わります。

研究では、単にポジティブかネガティブかという分類だけでなく、感情の覚醒度にも注目しました。※2。

怒りや不安などを含む、覚醒度の高いネガティブな内容は、偏りの強いニュース源で多く発信され、再投稿とも関連していました。※2。

つまり、否定的な内容が全て同じように広がるわけではありません。

「怒りだけが拡散する」「悲しいニュースは広がらない」といった単純な結論でもありません。

政治的立場だけでは説明できない傾向があります。

覚醒度の高いネガティブな内容は、左寄りと右寄りの両方のニュース源で目立っていました。※2。

また、時間の経過とともに、比較的中立的なニュース源でも、この種の内容の拡散が増える傾向が報告されています。※2。

ただし、対象は米国のニュース投稿であり、全ての国や話題に共通する法則と断定することはできません。

今回の堀さんを巡る投稿が広がった理由を、この研究だけで特定することもできません。

それでも、SNSで目立つ情報には、内容だけでなく感情的な表現も関わると知っておくことは役立ちます。

強い言葉を見たときこそ、元の発信と確認できる事実に戻ることを意識したいですね。

Xのコメントまとめ

それでは、堀大輔さんの家族についての発信や、堀さんに関するX投稿をご紹介します。

筆者のコメント

今回の投稿を見て、まず感じたのは、短い一言が持つ情報の強さです。

「離婚していた」という言葉を目にすると、その背景や時期を知りたくなる人は多いと思います。

私自身も、何があったのかを確かめたいと感じました。

ただ、そこで浮かんだ疑問と、実際に確認できる情報は分けて考えたいです。

参考投稿は本人の動画を紹介していますが、その紹介文だけで家族の事情を全て理解したつもりになるのは早いと感じます。

夫婦関係には、当事者同士でしか分からない経緯や、あえて公にしていない出来事もあるはずです。

その空白を、見ている側が想像で埋めてしまうと、いつの間にか推測が事実のように扱われてしまいます。

特に今回のように家族が関わる話題では、その違いを丁寧に扱うことが大切だと思いました。

一方で、本人が家族について説明する動画を発信した以上、その説明を聞いた人が疑問や感想を持つことも自然です。

納得できる部分もあれば、もっと説明を聞きたい部分もあるでしょう。

そうした意見を持つこと自体を否定する必要はないと思います。

しかし、説明への疑問を述べることと、人格や家族の価値まで決めつけることの間には、大きな違いがあります。

言葉を強くすれば、疑問が解決するわけではありません。

むしろ、強い言葉だけが広まることで、元の説明が見えにくくなることもあると感じます。

今回紹介したニュース見出しの研究も、その点を考えるきっかけになりました。

気になる言葉に注意を引かれることはあっても、それを理由に内容を確認せず拡散してよいことにはなりません。

読者としても、記事を書く側としても、何を確認したのかを明確にする姿勢が必要だと思います。

また、堀さんについての反応には、批判的なものだけでなく、実際の対応を好意的に受け止めた投稿もありました。

一人の人物への見方が、全て同じになるわけではないことも意識したいです。

肯定的な感想だけで全てを評価することも、批判的な感想だけで全てを判断することも、どちらも難しいと思います。

それぞれの発言が、どの出来事について書かれたものなのかを見る必要があります。

何より、家族の話題が広まったことで、発信していない家族まで説明や反応を求められるような状況にはなってほしくありません。

関心を持つことと、私生活の全てを知る権利があると考えることは別です。

今回の話題は、情報を知るだけでなく、自分がどの言葉に反応し、何を根拠に判断しているのかを振り返る機会にもなりました。

話題の勢いに引っ張られず、確認できる内容を一つずつ見ていく姿勢を大切にしたいです。

引用文献

  1. ※1 Robertson, C. E., et al.(2023)「Negativity drives online news consumption」Nature Human Behaviour。
    https://www.nature.com/articles/s41562-023-01538-4
  2. ※2 Knutson, B., Hsu, T. W., Ko, M., & Tsai, J. L.(2024)「News source bias and sentiment on social media」PLOS ONE。
    https://journals.plos.org/plosone/article?id=10.1371/journal.pone.0305148
  3. ※3 Stanford HAI(2024)「The Data Behind Your Doom Scroll: How Negative News Takes Over Your Feed」。
    https://hai.stanford.edu/news/the-data-behind-your-doom-scroll-how-negative-news-takes-over-your-feed

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