
櫻井翔さんがラグビー日本代表のオフィシャルアンバサダーに就任し、ワールドカップへ向けた新たな役割に注目が集まっています。
そこで本記事では、アンバサダー就任の知らせを入り口に、以下の4つの構成で気になる情報や役立つ豆知識などをお届けします。
- 櫻井翔さんのラグビー日本代表アンバサダー就任のニュース紹介。
- 「強さの印象と人の好み」に関する2つの豆知識。
- 「強そうな人」への好みは、資源が乏しいと感じる状況で変わる?
- マッチングアプリの「いいね」に男女差?研究で報告された61.9%と4.5%。
- Xのコメントまとめ。
- 筆者の感想。
今回のニュースに注目しながら、人が誰かに惹かれる仕組みにまつわる豆知識も身につけていただき、応援したくなる人の魅力について改めて考えるきっかけになれば幸いです。
それでは早速、櫻井翔さんのラグビー日本代表アンバサダー就任のニュースから見ていきましょう。
櫻井翔さんのラグビー日本代表アンバサダー就任のニュース情報
今回の櫻井さんの就任に関するニュースをまとめました👇
櫻井さんの就任の知らせをきっかけに、応援したくなる人に感じる魅力から視点を広げ、人の強さの印象や好みの違いにまつわる2つの豆知識をご紹介します。
「強そうな人」への好みは、資源が乏しいと感じる状況で変わる?
「強くて頼れそうな人が好き」という気持ちは、個人の好みだと思われがちです。
ところが研究では、資源が乏しい状況を意識することと、強そうな男性への好みとの関係が調べられています。
自分の好みを考えるときには、そのときの状況にも目を向けてみると面白そうです。
資源が乏しい状況で、強い男性を選ぶ傾向が見られた
2021年の研究では、米国の女子大学生を対象に、資源が乏しい状況や安全な状況を想像してもらい、男性の身体写真への好みを比較しました。※1
3つ目の実験では、2枚の写真から選ぶ方法を用いたところ、資源が乏しい状況で短期的な相手を考える場合に、強い男性への相対的な好みが強まりました。※1
ただし、調べられたのは身体写真への選好であり、「優しい人」と「守ってくれる人」の実際の性格を比較したわけではありません。
好みの変化は、すべての実験で確認されたわけではない
同じ論文の1つ目と2つ目の実験では、写真の魅力を点数で評価してもらいました。※1
この方法では、環境条件によって強い男性への好みが変わるという予測は支持されませんでした。※1
好みが状況で変わる可能性はありますが、少しの手がかりで誰でも必ず変わるとは言えないのです。
安全な環境なら、優しい人が好きになるとは限らない
研究全体では、環境条件にかかわらず、強い男性の身体写真のほうが魅力的に評価される傾向がありました。※1
そのため、安全な状況になると「強さ」より「優しさ」を選ぶようになると、この研究だけで結論づけることはできません。
強そうな人が好きというだけで、その人の経済状況や心の不安を判断することもできないのです。
資源が乏しい状況と男性への好みの関係は、一部の実験条件で確認されました。
ただし、結果は評価の方法や、短期・長期の関係を想定するかによって異なります。
自分の「タイプ」を考える手がかりにしながらも、一つの好みから自分や他人を決めつけないようにしたいですね。
マッチングアプリの「いいね」に男女差?研究で報告された61.9%と4.5%。
「マッチングアプリでなかなかマッチしない」と感じたことはありませんか。
その理由を考えるときには、自分の魅力だけでなく、利用者の選び方にも目を向ける必要がありそうです。
Tinderを使った研究では、男性と女性でプロフィールへの反応に大きな差が報告されています。
男性61.9%、女性4.5%という反応の差
2019年の研究では、Tinder上で3,600件のプロフィール評価を調べるフィールド実験が行われました。※2
実験のプロフィールに「いいね」または「スーパーライク」を返した割合は、男性で61.9%、女性で4.5%でした。※2
この4.5%は「イケメンと出会える確率」ではなく、実験で男性プロフィールが女性から好意的な反応を受けた割合です。
たくさん送れば、同じ割合で返ってくるとは限らない
実験では男女で反応率が異なったため、同じ数のプロフィールに好意を示しても、返ってくる反応が同じとは限りません。※2
ただし、この研究は、たくさん「いいね」を送る方法と、写真や文章を工夫する方法のどちらが効率的かを比較したものではありません。
結果を、自分の魅力や努力の価値を測る数字として受け止める必要はないでしょう。
アプリの数字を、恋愛全体に当てはめない
この研究は、特定のプロフィールを使ったTinder上の実験です。※2
女性全員が選ぶ側、男性全員が選ばれる側であると、恋愛全体を説明した結果ではありません。
利用するアプリや相手との会話によっても関係は変わるため、この数字だけで男女の損得を決めることはできないのです。
Tinderの実験では、プロフィールへの好意的な反応に男女差が報告されました。
61.9%と4.5%は、実験の条件の中で得られた反応率です。
マッチしない理由を自分の魅力だけに結びつけず、数字が何を示しているかを確かめながら受け止めたいですね。
Xのコメントまとめ
それでは、櫻井さんのアンバサダー就任について、Xで寄せられたコメントや関連投稿をまとめましたので、紹介していきます。
筆者のコメント
櫻井翔さんのアンバサダー就任を知り、私がまず感じたのは、好きなものに長く関わる姿を見るうれしさです。
新しい肩書が加わるニュースは華やかですが、その言葉の中には、競技をどう伝えるかという責任もあるように思います。
今回の投稿で伝えられた言葉は、自分が主役になるというより、ラグビーの未来に力を添えたいという姿勢に聞こえました。
私は、その距離感に好感を持ちました。
スポーツの話題は、勝敗や大きな大会があるときに一気に広がる一方、普段はなかなか触れない人もいると思います。
だからこそ、多くの人が名前を知る方が入り口になる意味は大きいと感じます。
櫻井さんの活動をきっかけに初めて試合を見た人が、一人の選手や一つのプレーに惹かれることもあるでしょう。
そうした小さな出会いが増えるなら、今回の就任はファンにとっても競技にとっても楽しみな知らせです。
私も、詳しい知識がある人だけが観戦を楽しめるわけではないと思っています。
ルールをすべて覚える前でも、ボールをつなぐ動きや、仲間を支える場面に心が動くことはあります。
そのときに、分からないことを安心して聞ける言葉がそばにあれば、次の試合も見てみたくなります。
櫻井さんには、そうした最初の一歩を後押しする発信を期待したいです。
また、今回の報告への返信を読むと、就任を喜ぶ声と、忙しさを気遣う声が一緒に見られました。
応援している人の活躍がうれしいからこそ、無理をしていないかも気になるのだと思います。
華やかな報告の裏側にある日々まで想像してしまうのは、ファンならではの温かさかもしれません。
私も、新しい役割を楽しみにする気持ちと、本人のペースを大事にしてほしい気持ちの両方を持ちました。
大きな期待が集まる場面ほど、発信する側にも受け取る側にも、余裕があるといいですね。
これから大会に向けて、どんな言葉や場面が届けられるのか楽しみです。
特に、選手の真剣な表情だけでなく、準備や周囲への感謝が伝わるような話にも触れてみたいと思いました。
競技への関心が深まるほど、結果だけでは見えなかった面白さも増えるはずです。
櫻井さんの就任を単発の話題で終わらせず、私自身もラグビーを知るきっかけにしたいです。
応援の入り口は人それぞれでよく、その先で自分なりの楽しみ方を見つけられたら素敵だと思います。
今回の知らせが、ファンとラグビーの新しい出会いにつながることを願っています。
引用文献
- ※1 Garza, R., Pazhoohi, F., & Byrd-Craven, J.(2021)「Women’s Preferences for Strong Men Under Perceived Harsh Versus Safe Ecological Conditions」Evolutionary Psychology。 https://journals.sagepub.com/doi/10.1177/14747049211032351
- ※2 Neyt, B., Vandenbulcke, S., & Baert, S.(2019)「Are men intimidated by highly educated women? Undercover on Tinder」Economics of Education Review。 https://www.sciencedirect.com/science/article/pii/S0272775719301104





















