
『映画ちいかわ 人魚の島のひみつ』の入場者特典第7弾として、10月24日からナガノ氏描き下ろしクリアカード全4種の配布が決まりました。
そこで本記事では、映画ちいかわの新たな特典発表を入り口に、以下の4つの構成で気になる情報や役立つ豆知識などをお届けします。
- 映画ちいかわの入場者特典第7弾のニュース紹介。
- 「言葉の響きと花の癒やし」に関する2つの豆知識。
「もちもち」「ふわふわ」は、脳で2回処理されていました
花を見ただけで、ストレスホルモンが21%下がっていました
- Xのコメントまとめ。
- 筆者の感想。
今回のニュースに注目しながら、言葉の響きや花を見る体験にまつわる豆知識も身につけていただき、作品から受け取る印象と日々の楽しみについて改めて考えるきっかけになれば幸いです。
それでは早速、映画ちいかわの新特典のニュースから見ていきましょう。
映画ちいかわ第7弾特典のニュース情報
今回の映画ちいかわの第7弾特典に関するニュースをまとめました👇。
今回の描き下ろしカードの発表をきっかけに、作品から感じる印象を手がかりとして、言葉の響きと花の観賞にまつわる2つの豆知識をご紹介します。
「もちもち」「ふわふわ」は、脳で2回処理されていました
「もちもち」「ふわふわ」「ざわざわ」。
ちいかわの世界を思い浮かべると、こうした言葉の響きも気になりますよね。
このような言葉を「オノマトペ(擬音語・擬態語)」と呼びます。
実は音象徴を持つ言葉には、普通の動詞や副詞とは異なる脳活動が見られた研究があります。※1
その言葉は、脳で「言語」と「音」に分けて処理されていました
玉川大学脳科学研究所と慶應義塾大学の共同研究は、fMRI(脳の活動を画像で調べる手法)を使ってオノマトペの処理を調べました。※1
その結果、音象徴(音そのものが意味を連想させること)を持つ言葉は、言語の音として処理されると同時に、環境音としても処理されることが示唆されました。※1
つまりオノマトペには、「言葉」と「環境音のなぞり」という両側面があると考えられます。※1
担当している場所も、普通の言葉とは違いました
音象徴の処理には、脳の右半球にある上側頭溝後部(じょうそくとうこうこうぶ、pSTS)という部位が特異的に関与していました。※1
実験で音象徴性を持たない動詞や副詞を提示したときには、右pSTSの活動は見られず、左pSTSの活動が見られました。※1
これは脳全体で左側しか働かないという意味ではなく、比較した領域での活動の違いを示した結果です。※1
だから、意味を知らなくても伝わってしまいます
この研究は、PLOS ONE誌のオンライン版に2014年5月19日に掲載されました。※1
脳内で言語音と環境音の両側面を持つことは、オノマトペの音と意味の結びつきを理解する手がかりになります。※1
ただし、この実験だけで、すべての言葉が意味を知らなくても伝わると証明されたわけではありません。※1
オノマトペは、脳で言語音と環境音の両側面を持つように処理されることが示唆されました。※1
右の上側頭溝後部も、音象徴の理解に関与していました。※1
親タイトルの「2回」は処理回数を測定した意味ではなく、二つの側面を指す表現です。
花を見ただけで、ストレスホルモンが21%下がっていました
疲れたときに花を見るとホッとする。
この感覚は、気分の問題だと思われがちです。
ところが、国の研究機関が数値で測っていました。
しかも下がっていたのは、気分だけではなかったのです。
不快な画像でストレスをかけた後、花を見せてみました
農研機構(農業・食品産業技術総合研究機構)は筑波大学などと共同で、参加者に不快な画像を見せて心的ストレスを負荷したあと、花の画像を見せる実験を行いました。※2
すると、不快な画像で生じたネガティブな情動(恐怖や嫌悪感)が減少し、ポジティブに転じました。※2
花という刺激に惹きつけられることで、ストレス源から注意が逸れたためだと推察されています。※2
脳の「恐怖と嫌悪」の場所が、静かになっていました
情動の生起に関わる脳の領域である扁桃体(へんとうたい)の活動が減少したことが確認されています。※2
扁桃体は、恐怖や嫌悪感にも関わる部位です。
この研究では、脳のレベルでもストレスに関連する反応の変化が観察されました。※2
見た目で「癒やされる」という感想だけではなく、脳の活動も調べられていたのです。※2
下がったのは、気分だけではありませんでした
上昇していた血圧は3.4%低下し、その低下幅は花以外の画像を見せたときに比べて有意に大きいものでした。※2
さらに、ストレスによって上昇するホルモン(唾液中コルチゾール)の値は21%低下することが確認されました。※2
この成果は2020年、Journal of Environmental Psychology(環境心理学の専門誌)に掲載されています。※2
花の画像を見ると、恐怖や嫌悪感が減り、扁桃体の活動も低下しました。※2
この実験条件では、血圧は3.4%、ストレスホルモンは21%下がっています。※2
「花を見てホッとする」という感覚には、脳や身体の反応も関係していました。
Xのコメントまとめ
それでは、映画ちいかわの新しい入場者特典について、Xで寄せられたコメントをまとめましたので、紹介していきます。
筆者のコメント
第7弾の入場者特典と聞いて、まず、映画を楽しんだあとにも作品との時間が続いていく感じがいいなと思いました。
今回のクリアカードは、ナガノさんの描き下ろしというところが、やはり大きな魅力です。
スクリーンで見た物語の余韻を、手元に置ける一枚にして持ち帰れるのは、映画館ならではの楽しさだと感じます。
しかも全4種と案内されると、どんな絵柄に出会えるのか、配布が始まる前から想像がふくらみます。
Xでは島二郎の髪型や細かな描写に反応する声が見られ、一枚の絵からそれぞれ違う部分を見つけていることも面白かったです。
同じ告知を見ているのに、気になるところが人によって変わるのは、この作品の登場人物が丁寧に愛されているからだと思います。
その小さな往復が、映画を観た人同士の会話を自然に増やしてくれるのかもしれません。
一方で、特典の種類は選べないという案内も、予定を考える前にきちんと読んでおきたいです。
好きな絵柄があるほど期待は高まりますが、何が手元に来るか分からない時間も含めて楽しめたら素敵だと思います。
同じ上映回で複数の座席指定券を持っていても、一人一枚という条件は明確に示されています。
ここを思い込みで判断せずに確認しておくと、当日の気持ちのすれ違いも減らせそうです。
私が今回の発表で特にいいと感じたのは、もう一度映画館へ出かける理由が、具体的な日付とともに届いたことです。
10月24日という目印があるだけで、週末の予定を考える時間にも少し楽しみが生まれます。
最初に観たときと同じ人と行くのか、一人でゆっくり楽しむのかでも、過ごし方は変わるはずです。
再び観るなら、前回は見逃した背景や登場人物の表情にも目を向けてみたいと思います。
もちろん、カードへの期待と、物語そのものに向き合う時間は、どちらも大切にしたいです。
見終えたあとに一枚を眺めながら、印象に残った場面を思い返せると、家に帰ってからの余韻も深まりそうです。
今回紹介した言葉や花の豆知識にも、何かを見たり受け取ったりする体験を別の角度から考える面白さがありました。
ただ、今回いちばん心が動いたのは、ファンの皆さんが細部を見つけ、驚きや喜びを共有している姿です。
好きな作品の知らせが、日常の会話や週末の楽しみを増やしてくれるのは、うれしいことだと思います。
やはり、配布条件と上映予定を確かめながら、それぞれに合ったペースで映画の時間を楽しんでほしいです。
引用文献
- ※1 玉川大学脳科学研究所「脳からオノマトペの理解へ迫る」(2014年5月23日)。
https://www.tamagawa.jp/research/brain/news/detail_7154.html - ※2 農研機構「花の観賞は心身のストレスを緩和する」(2020年7月1日)。
https://www.naro.go.jp/publicity_report/press/laboratory/nivfs/135407.html



















