
2025年6月28日、静岡県御殿場市の東名高速下り足柄SA出口付近で、車線を塞ぐ重大事故が発生したとの目撃情報がSNS上で相次いでいます。事故の影響で交通規制がかかっているとの情報もあり、現場は一時騒然となりました。高速道路上ではほんの一瞬の判断ミスが重大な事故に繋がりかねず、日常的に通行している方にとっても他人事ではありません。このような事故は日頃から「心に余裕がない時」に起こりがちです。本記事では『保険会社も教えない「過失割合」の落とし穴』をはじめ、『事故の詳細』『ツイッターの反応』などを総まとめでお伝えします。
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<保険会社も教えない「過失割合」の落とし穴>
赤信号でも10:0にならない現実、保険会社が決めた数字を疑わないリスク…。知らなかったでは済まされない「過失割合の落とし穴」を、あなたは知っていますか?
※1〜4の出典は、記事末尾の「出典一覧」に記載しています。
💥 過失割合は“当事者どうし”で決めるって知ってた?
- 交通事故の「過失割合」は、警察ではなく当事者の話し合いで決まるのが基本です(示談交渉)。
- たとえ信号無視や追突でも、保険会社が「9:1」など不利な割合を提示してくることがあります。
- 納得できない割合を受け入れると、損害賠償額に数十万〜百万円単位の差が出る可能性もあります。※1
💥 「赤信号で突っ込まれたのに9:1」そんなことある?
- 明らかな赤信号違反や追突であっても、10:0ではなく9:1や8:2になるケースが実際にあります。
- たとえば、被害者側にも注意義務違反などの事情があると、過失割合に影響することがあります。
- 信号無視に加えてスマホ操作やドラレコの証拠がないと、完全な10:0認定が難しくなる場合が多いです。※1
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💥 保険会社が言う「9:1」は本当に正しいの?
- 保険会社は社内基準や過去の裁判例をもとに、過失割合を提示してきます。
- ただし、その提示内容が被害者にとって適正かどうかは別問題です。
- とくに「相手の主張だけを根拠に判断された」場合は、ドライブレコーダーや実況見分調書を提出することで見直しが可能となるケースもあります。※1
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💥 過失割合で慰謝料は“何十万円単位”で変わる?
- 過失が1割あるだけで、100万円の賠償金が90万円に減額される可能性もあります。
- 納得できない提示には、証拠(ドラレコ・目撃者)をもとに交渉や見直しを求めることが重要です。※1
<事故の詳細情報>
今回の事故の関連ニュースをまとめました👇
<ドラレコの重要性について>
パイオニアの調査によれば、録画失敗への不安を56.5%が感じており、約3割が買い替え・追加設置を検討していることが示されています。※2
そこで“買い替え・追加設置派”と“これから派”、それぞれに合うものをご紹介します!
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<交通事故は2分に1件、年間2600人が命を落としている現実>
あなたがコーヒーを淹れている、その間にどこかで事故が起きています。
🚗 年間2,663人が交通事故で命を落としている
- 令和6年(2024年)の全国の交通事故による死者数は 2,663人。これは 1日あたり約7.3人 が亡くなっている計算です。※3
📊 年間交通事故件数は29万件超"2分に1件のペース"
- 令和6年、警察庁が公表した交通事故件数は 290,895件。これは単純計算で、約2分に1件のペースで発生していることになります。※3
- 計算根拠:1年=365日=525,600分 ÷ 290,895件 ≒ 約1.8分に1件
📌 過失割合による“見えない損失”
- これだけ多くの事故が起きている中で、実はほとんどのケースで「過失割合」が争点になります。たとえば、100万円の損害が出たとしても、過失が1割あると90万円しか受け取れません。たった1割の違いが、被害者にとっては大きな損失になるのです。
- しかもこの過失割合は警察が決めるのではなく、保険会社どうしの交渉や当事者の合意によって決まるのが原則。知らないまま示談してしまえば、「明らかに相手が悪い」と思っていても不利な条件を押し付けられることもあるのです。※4
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<ツイッターの反応>
<筆者のコメント>
今回報じられた静岡県御殿場市付近、東名高速道路下り・足柄SA出口付近での事故情報は、一見すると「よくある高速道路でのトラブル」のように映るかもしれません。しかし、このような地点での事故が持つ影響力は決して小さくありません。まず、高速道路のSA(サービスエリア)出入口付近は、スピードの緩急が混在する極めてリスクの高いゾーンです。流入・流出車両の挙動は予測が難しく、交通の流れが乱れやすいため、軽微な判断ミスが大きな事故に直結することもあります。個人的には、日常的に高速道路を使う中で「出口だからこそ気が緩む」ことの危うさを痛感しています。特に足柄SAは長距離運転中の休憩ポイントとして多くのドライバーが利用するため、注意力が落ちやすい場所でもあります。事故が起きた背景には、こうした“人間の油断”が隠れているのではないかと推察します。また、事故情報がSNSなどを通じて即座に拡散される時代において、こうした速報記事は単なる事実の共有にとどまらず、「自分も注意しなければ」という意識を喚起する役割を果たしています。事故に巻き込まれるのは一瞬ですが、その後の人生には長く影を落とす可能性があります。今回の件も、被害の大小に関わらず、通行するすべての人にとって“明日は我が身”の警鐘だと受け止めるべきでしょう。
















