
「ガソリーヌ」の異名で知られる山尾志桜里氏が、今回の出馬会見で再び世間の注目を浴びました。しかし、その注目は決してポジティブなものではなく、「説明責任を果たしていない」「謝罪になっていない」といった厳しい声ばかりが飛び交っています。不倫疑惑、議員特権の乱用、そして元妻の自殺報道――これほどまでにセンシティブなテーマが複数絡んでいるにも関わらず、「この場で新しい言葉を紡げない」という一言で済ませようとする姿勢に、多くの人が違和感を覚えるのも無理はありません。
会見の中で彼女は「8年前に申し上げたことが事実」と繰り返し、自身の過去の対応が未熟だったことを認めました。しかし、その未熟さによって傷ついた人々や、疑惑の渦中で苦しんだ関係者への具体的な配慮や説明は一切なし。あくまで“自分の視点”だけで反省を語っているように見えました。とりわけ「私は事情を存じ上げません」と語った元妻の自殺報道については、無関心にも取られかねない冷たい印象すら与えてしまっています。
説明責任というのは、過去の行動を肯定するか否かを超えて、「なぜ」「どうして」「これからどうするか」を語る場です。しかし今回の会見には、そうした前向きな再出発の意思も、誠意ある向き合い方も見受けられませんでした。ただ形式的に開いた場であり、「質疑に耐えきれないまま、逃げてしまった会見」という印象が残ります。
再出馬というのは、有権者に対して「もう一度、私を信じてください」という意思表示です。しかしその信頼を勝ち取るために必要なのは、過去を真正面から受け止める勇気と誠意ある言葉です。政治家としての再起を図るのであれば、なおさら“不倫”や“自殺”といった重いテーマから逃げるのではなく、自ら言葉を選び、責任をもって語るべきではないでしょうか。
「ガソリーヌ」は単なるネットスラングではなく、政治と倫理のズレを象徴する言葉です。それを払拭しようとしないまま、再び表舞台に立とうとする姿に、どこか開き直りすら感じてしまうのは私だけでしょうか。会見で火を消すどころか、また油を注いでしまった印象すら否めません。
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<ツイッターの反応>
週刊文春
@shukan_bunshun山尾志桜里が倉持弁護士と「国会に無届け海外旅行」をしていた《国民民主党から立候補》 記事はこちら↓ bunshun.jp/articles/-/796… #山尾志桜里 #倉持麟太郎 #スクープ速報 #週刊文春
毎日新聞ニュース
@mainichijpnews国民・山尾志桜里氏、釈明もくすぶる反発 「キャラ立ち」に善しあし? mainichi.jp/20250610/k00/0…
猫のリュックくん
@nekoruck国民に関しては山尾志桜里もっと頑張れという気がするが、何にしても立民が一番割を食う予感はしてる x.com/orientis312/st…
kazu
@Kazu8884131Kazu返信先:@ShioriYamao 山尾志桜里さん頑張れ